研究課題
基盤研究(C)
遺伝子の発現制御機構の異常は, ガンなどの疾病と密接に関与している。我々は, 新しい創薬標的として, DNAの構造を規定するヒストンのメチル化による制御機構に興味を持ち, 研究を行っている。本研究では, ヒストンメチル化酵素阻害活性を有する天然物 (+)-Chaetocin の化学合成法を開発し, さまざまな誘導体合成へと展開した。その結果, ガン細胞において過剰発現が認められているヒストンメチル化酵素G9aに対して, 強い阻害活性を有する新規化合物の創成に成功した。
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http://www.riken.jp/r-world/research/lab/wako/organic/index.html