研究課題
基盤研究(C)
我々が見出した受容体型チロシンキナーゼの自己リン酸化部位の一次構造を基に設計したチロシンキナーゼ阻害ペプチドについて,がん細胞に対する作用を調べた。その結果,がん細胞において細胞膜を透過し,レセプターチロシンキナーゼの自己リン酸化を抑制するATP非競合的作用機序を持つチロシンキナーゼ阻害ペプチドを明らかにした。さらにそれらのペプチドはがん細胞に対して細胞増殖抑制効果,細胞毒性,及びアポトーシスに影響を及ぼすことから,抗がん剤のシードとなり得る可能性を示した。
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Eur J Pharmacol.
巻: 5 ページ: 87-94