研究課題
基盤研究(C)
作用機序の異なる各種制癌剤投与による消化管障害モデルラットを用いて、腸管セロトニン代謝異常における一酸化窒素(NO)の役割を検討し、葉酸代謝拮抗薬であるメトトレキサートが特異的に回腸の NO 合成酵素発現及び NO 産生を増加させ、 この NO が回腸粘膜のエンテロクロマフィン細胞の過増殖と、セロトニン産生系の亢進を引き起こすことを明らかとした。また小腸における NO 産生系の亢進は、 制癌剤による催吐性や回腸粘膜での起炎症作用とは相関しないことも明らかにした。
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Biological & Pharmaceutical Bulletin
巻: (in press)
PKC and MAPK activation, European Journal of Pharmacology
巻: 656 ページ: 19-26
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Brain Research
巻: 1309 ページ: 110-115
Doi:10.1016/j.brainres.2009.10.055