研究課題
基盤研究(C)
生後早期の生存環境が情動系脳機能に与える影響を電気生理学的、 神経化学的、行動科学的に検討した。その結果、精神的ストレス環境により海馬、青斑核、腹側被蓋のニューロンで、モノアミンやアミノ酸受容体応答が変化した。遺伝子レベルの影響は見られず、また、短時間の繰り返し母仔隔離で攻撃行動が増加する傾向も示された。一方、小川のせせらぎ等の自然環境音が精神的ストレス環境の影響から保護する環境因子として作用することが明らかとなった。
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