研究課題
基盤研究(C)
高血圧治療に用いられるロサルタンが、代謝酵素のシトクロム P450(CYP)を阻害することにより、生体内物質であるアラキドン酸からのエポキシエイコサトリエン酸類(EETs)の生成量を減少させることを明らかにした。この現象は、同種の高血圧薬であるテルミサルタンでも認められた。EETs は心保護作用を有する。したがって、これら薬物で不整脈など循環器系副作用が生じる原因として、EETs 生成量減少が関わっている可能性が示唆された。
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