研究課題
基盤研究(C)
解剖前に撮影した実習体のCT画像読影により右鎖骨下動脈の破格を視認し、解剖でその形態変化を究明したところ大動脈弓の最終枝として右鎖骨下動脈を分枝することが確認された。一方、解剖前の読影では視認できなかった右椎骨動脈の破格に遭遇し、再度読影したところその異常が視認された。これは1cm以上の直径を有する弾性型動脈の破格についてはCT画像読影により見出すことを可能とし、この方法は人体の構造を理解するうえで有効なツールとなりえることを示唆した。
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Anatomical Science International
巻: 87 ページ: 238-244
DOI 10.1007/s12565-012-0151-0