研究課題
基盤研究(C)
細胞のエネルギー源としてのモノカルボン酸の重要性を明らかにするために、特異的な輸送体であるMCTの発現を未分化増殖細胞と癌細胞で解析した。未分化増殖細胞がつねに存在する皮膚、消化管、骨髄では、いずれも増殖中および未分化細胞がMCT1を強く発現しており、代表的なグルコース輸送体であるGLUT1の発現は低レベルであった。また、生殖器と癌組織もMCT1を優位に発現しており、これらの細胞は解糖系が亢進しているために、乳酸の放出や利用をさかんにおこなっていることが想像された。モノカルボン酸輸送体の抑制が癌の治療にむすびつくと思われる。
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