研究課題
基盤研究(C)
NOは様々な生理作用を持ち、糖尿病性腎症の発症と進行には、腎血管内皮細胞の障害によるNO生成低下が原因であると考えられている。亜硝酸塩は体内でNOとなることで腎保護作用を発揮すると考えられてきたが、今回の研究で、亜硝酸イオンは細胞内のATPレベルを下げることにより5'AMP-activated protein kinase(AMPK)の活性化を導き、その結果eNOSを活性化してNOの生成を高め、そのことによって亜硝酸塩が直接腎保護作用を発揮する可能性が示唆された。
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腎とフリーラジカル
巻: 11 ページ: 30-33
Nitric Oxide
巻: S24
DOI:10.1016/j.niox.2013.02.029