研究課題
基盤研究(C)
マクロファージの組織内浸(:) 潤における凝固 XIII因子 (FXIII)の役割について検討した。 FXIIIの酵素部位である Aサブユニット (FXIII-A)欠損マウス由来のマクロファージは、野生型と比べて走化性に低下傾向を示した。炎症を誘導した野生型マウスの心臓では I型コラーゲンの沈着が増加し、マクロファージはコラーゲン沈着部位に浸潤していたのに対して、 FXIII-A欠損マウスでは I型コラーゲンの沈着増加は認められなかった。本研究の結果、マクロファージ細胞内の FXIII-Aが走化性に関与するとともに、傷害組織におけるマクロファージ浸潤の足場としての I型コラーゲンの産生・沈着に寄与する可能性が強く示唆された。
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