研究課題
基盤研究(C)
本研究では細胞外に存在する糖鎖分子、ヘパラン硫酸(HS)を修飾する酵素のHs6st2ノックアウトマウスにおいてエネルギー代謝が低下し、老齢マウスで脂肪が蓄積していることを示した。よってHSの組成変化が生体のエネルギー代謝を制御し、メタボリックシンドロームの発症に関わる可能性を強く示唆する。エネルギー代謝の制御に関わる褐色脂肪組織ではHSの組成変化が観察された。さらに褐色脂肪組織では抗肥満作用を持つタンパク質FGF21のシグナル活性が低下しており、全身的には甲状腺機能低下の状態も観察された。
すべて 2013 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (1件)
The Journal of Biological Chemistry
巻: 288 ページ: 3705-3717
DOI:10.1074/jbc.M112.416651
巻: 286 ページ: p26418-26423
DOI:10.1074/jbc.M111.251140
Developmental Cell
巻: 21 ページ: 257-2721
DOI:0.10 16/ j.d evcel.20 11. 06.0 27
Glycobiology
DOI:10.1093/glycob/cwt037
http://www.aichi-med-u.ac.jp/su10/su1009/index.html