研究課題
基盤研究(C)
HDAC6あるいはNACC1をsiRNAによりノックダウンし、HSP27抗体で免疫沈降すると、HSP27のアセチル化が亢進しているようにみえたが、acetyl-lysine抗体で免疫沈降すると、HSP27のアセチル化の明らかな亢進は認められなかった。HSP27のリジン残基7個を順次アルギニン残基に変換したvectorを作製し、HDAC6をsiRNAでノックダウンあるいはTSA添加し、HSP27のアセチル化状態も検討したが、その明らかな変化は認められなかった。更にHDAC6をsiRNAでノックダウンあるいはTSA添加し、アセチル化部位についてLC -MS/MSで検討したが、アセチル化の生じている部位の特定もできなかった。そこで、腫瘍形成に大きく関わっているβ-cateninの細胞内動態にHSP27がどのような影響を及ぼしているかを検討した。その結果、細胞質で共局在を示しており、pull down assayにて直接結合していることが分かった。更にHSP27をsiRNAにてノックダウンすると、β-cateninのユビキチン化と分解が亢進することが明らかになり、HSP27はβ-cateninを細胞内で維持するのに関与していることが示唆された
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