研究課題
基盤研究(C)
ファブリー病患者に対してヒトα-ガラクトシダーゼA(GLA)を用いた酵素補充療法が導入されたが、アレルギーなど克服すべき課題が残されている。我々はGLAと立体構造が似ているα-N-アセチルガラクトサミニダーゼ(NAGA)にアミノ酸2残基の遺伝子変異を導入してGLA活性を持つ改変型NAGAを作製した。しかし、この改変型NAGAをファブリー病モデルマウスに投与するとアナフィファキシーが起こり、治療効果を評価することが難しい。そこで、免疫寛容を導入したヒト化ファブリー病マウスを作製し、改変型NAGA投与による免疫反応と治療効果について検討した。
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https://www.researchgate.net/profile/Youichi_Tajima/?ev=hdr_xprf