研究課題
基盤研究(C)
Helicobacter pyloriのアスパラギナーゼは、U937細胞に顕著な細胞毒性を示した。菌のアスパラギナーゼを欠損させると、細胞毒性が低下し、砂ネズミへの定着能も低下した。H. pylori は菌体外のアスパラギンをアスパラギナーゼによりアスパラギン酸に変換し、そのアスパラギン酸を取り込むことでアスパラギンを利用していた。アスパラギナーゼ、GGTは菌の代謝酵素であるとともに、感染局所において細胞毒性を発揮して、宿主免疫からの回避と生存、そして病態形成に関与していると考えられた。
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