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2012 年度 実績報告書

乳癌医療に対する健常者・患者の選好に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 22590451
研究機関筑波大学

研究代表者

近藤 正英  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70334068)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード乳癌 / 健常者 / 患者 / 選好 / 需要 / 効用値 / 経済評価 / クオリティ・オブ・ライフ
研究概要

平成23年度は、研究計画に掲げた2つの研究課題のうちの1つの2)乳癌の病期に応じた患者の健康水準の効用値を選好に基づく尺度であるEQ-5D調査について、フィールド確保状況の変化から患者情報へのアクセスが不十分となったため、研究目的を変えず、健常者に選好を尋ねる方法である時間得失法に変更して、平成22年度に実施したWEB調査から得られたデータを分析し、10月に第71回日本公衆衛生学会総会で「原発性乳癌患者のQuality of Life:時間得失法による効用値の推定」として発表した。また9月にも、本基盤研究の成果の応用が期待されている乳癌医療の経済評価についてのシンポジウム「次代の乳癌診療を考える」(厚生労働科学研究費補助金(がん臨床研究事業)「抗がん剤効果予測による乳がん患者の再発リスクと毒性軽減および医療経済負担低減に関する検証的研究」シンポジウム)において「乳癌治療アウトカムの評価:医療経済学のアプローチ」として成果を発表した。研究課題の1)乳癌ハイリスク者の化学予防内服薬に対する選好調査と需要モデル推計については、こちらもフィールド確保状況の変化から患者家族や、乳癌検診受診者へのアクセスが不十分となったため、方法をWEB調査として行うことに変更した。ただし時間得失法のWEBインターフェースと比較するとこちらの離散選択実験法のWEBインターフェースは複雑度が高いため開発に時間が要され年度末にプレテストが終えるところまでの進捗にとどまった。この本研究期間中の成果に基づいて研究を継続していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Economic evaluation of the 70-gene prognosis-signature (MammaPrint®) in hormone receptor-positive, lymph node-negative, human epidermal growth factor receptor type 2-negative early stage breast cancer in Japan2012

    • 著者名/発表者名
      Kondo M
    • 雑誌名

      Breast Cancer Research and Treatment

      巻: 133 ページ: 759-768

    • DOI

      10.1007/s10549-012-1979-7

    • 査読あり
  • [学会発表] 原発性乳癌患者のQuality of Life:時間得失法による効用値の推定2012

    • 著者名/発表者名
      近藤正英
    • 学会等名
      第71回日本公衆衛生学会総会
    • 発表場所
      山口
    • 年月日
      20121024-20121026

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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