第二次大戦後の占領期において、「占領した側」のGHQ/SCAP/PHW(連合国最高司令官総司令部 保健医療福祉局)と「占領された側」の厚生省、医師会、各種団体等との間で行われた政策の交渉過程と結果を、①これまで系統的に分析が行われてなかったGHQ文書を解読、復刻、ハイパーリンク化、時系列の並び替え、文書作成者ごとの分別等(相互リンク)を行う、及び②GHQ文書のDaily Journalの分析と、既存の国内資料との比較・検証を行った。 ①においては、Memorandum for Recordのハイパーリンク化、データベース化を、検索⇒解読⇒復刻⇒データ処理の手順を用いて、約8割完了させた。②においては、Daily Journalにおけるリスト(指令・書状、人事、会議)を、これまでと同様に相互に検索、関連付け(リンク化)を約7割完了させた。
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