研究課題/領域番号 |
22590487
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
塚原 高広 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (90328378)
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研究分担者 |
櫻井 美樹 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (40439849)
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連携研究者 |
山本 則子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90280924)
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研究協力者 |
ラクトナンドラサナ ダビッド・ハリンボラ マダガスカル共和国, アンタナナリヴ大学病院小児科
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 医療政策評価 / マラリア / 質的研究 / マダガスカル / 処方行動 / 質問票 |
研究概要 |
マダガスカル共和国のマラリア治療基準では,迅速診断検査結果に基づき抗マラリア薬を処方することになっているが,1 次医療では必ずしも遵守されていない.医療従事者を対象とした質的研究から、彼らは患者個人の利益を優先する傾向があり,それが社会全体の利益となる治療基準と対立しているためと考えられた.従来の抗マラリア薬を容易に供給できる環境も、治療基準を尊重しない傾向を助長している.治療基準はこういった医療従事者の特質を考慮して策定する必要がある
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