研究課題
基盤研究(C)
MDM2遺伝子は腫瘍抑制因子p53の負の制御因子といわれている。MDM2のプロモーター領域に存在する一塩基多型(SNP309T>G)について、これまで多くの癌腫においてその相関が報告されてきた。我々はSmart Amplification Process(SmartAmp)法を応用したSNP309解析キットを作成し大規模な症例対照研究を行った。日本人においてはMDM2SNP309は肺癌の発癌には関与しないということが分かった。しかし喫煙との相関が強いといわれる群(扁平上皮癌やKRASG>T変異腺癌)においてはGG群が発がんに関与している可能性が示唆された。
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PLOS ONE
巻: 8(4) ページ: e60151
doi:10.1371/journal.pone.0060151