研究課題
基盤研究(C)
各種がん組織についてクラスリン重鎖(CHC)の免疫組織化学染色を行ってCHCの蛋白量を確認した結果、多くのがん種においてCHC蛋白量が増加していることが確認された。そして診断が難しい食道上皮内腫瘍組織において、非がん部に比べてがん部でCHCが明瞭に濃染された。したがってCHCの免疫組織化学染色は食道上皮内腫瘍の病理組織診断に有用であることが示唆された。さらに、原発性肝細胞がん患者血清において抗CHC抗体が多く存在することが確認され、新たな腫瘍マーカーとしての可能性が示唆された。
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