研究課題
基盤研究(C)
LAMP法は、等温で迅速かつすぐれた特異性・増幅効率をもつ遺伝子増幅法である。しかし、標的核酸の定量的評価という観点ではreal-timePCR法に及ばない。本研究では、グアニン塩基蛍光現象を利用したQprobeをLAMP法と組み合わせたHSV-1、HSV-2の迅速定量法を開発した。本法は、singleplex反応において15分以内にDNAの増幅が可能であり優れた感度、再現性をもっていた。しかしmultiplex反応のための至適条件を決定できなかった。また、Qprobeを用いた融解温度解析により、HHV-6のガンシクロビル耐性遺伝子変異を検出する検討も行った。次にDNA-RNAからなるキメラprobeとRNaseの組み合わせることにより、SNPを含む特定塩基配列を効率よく検出するサイクリングprobeを用いて、VZV野生株とワクチン株を識別する迅速定量法を評価した。
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