研究課題/領域番号 |
22590624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 大阪府立公衆衛生研究所 |
研究代表者 |
梶村 計志 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部, 課長 (40250336)
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研究分担者 |
土井 崇広 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部 (90516767)
田上 貴臣 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部 (00321943)
淺田 安紀子 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部 (80622753)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 香粧品 / ホルムアルデヒド / 防腐剤 / 分解挙動 / 抗菌活性 |
研究概要 |
イミダゾリジニルウレアの分解により遊離するホルムアルデヒド(FA)の挙動について調査を行った。イミダゾリジニルウレアの分解により遊離するFA 量は溶解液の温度およびpH に大きく依存しており、溶解液のpH がアルカリ性になるほど遊離するFA 量は著しく増加した。ジアゾリジニルウレアは香粧品中では検出されず、通常は少なくとも2 種類の分解物として存在していた。クオタニウム-15 が配合された化粧品は、本体に加え、分解により遊離したFA 及びFA 以外の分解物も殺菌作用に寄与しており、結果として防腐効果が長期間ほぼ一定に保たれていた。
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