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2012 年度 研究成果報告書

SNPタイピングのための簡便な蛍光 APLP法によるDNA鑑定法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 22590627
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 法医学
研究機関山形大学

研究代表者

梅津 和夫  山形大学, 医学部, 准教授 (10091828)

研究分担者 湯浅 勲  鳥取大学, 医学部, 准教授 (00093633)
連携研究者 渡辺 剛太郎  山形県警察, 本部, 専門研究員
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワードDNA鑑定 / SNP / APLP法 / 個人識別 / 総合同値確率
研究概要

科学捜査における DNA鑑定は STR (Short Tandem Repeat)が主に利用されている。しかし、この方法は高度に変性した DNAの場合、再現性が悪かった。これに対して SNP (Single Nucleotide Polymorphism)は変性 DNAにも適合可能であるが、判定法はより煩雑という欠点があった。
今回、 APLP法(Amplified Product-Length Polymorphism analysis)を応用し、多数の SNPの判定を試みた。最初に HapMapのデータベースから 4集団で高度の多型性を示す 47個の SNPを選択した。これらを 4回に分けた PCRと 4レーンでのポリアクリルアミドゲル電気泳動での簡便な検出法を確立した。
データベースに記されている各集団および日本の集団の遺伝子頻度から個人識別における総合同値確率を求めた。アフリカ、ヨーロッパ、中国、日本のいずれの集団においても 5 X 10^<-20>程度の総合同値確率が得られた。今回確立された方法は迅速で安価に行なえるので、今後の活用が期待される。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Semi-nested multiplex APLP法を用いた個人識別2012

    • 著者名/発表者名
      梅津和夫
    • 学会等名
      日本法医学会
    • 発表場所
      アクトシティ浜松浜松市
    • 年月日
      2012-06-08
  • [学会発表] マルチプレックス APLP法を用いた個人識別用キットの作製2011

    • 著者名/発表者名
      梅津和夫
    • 学会等名
      日本法医学会
    • 発表場所
      コラッセふくしま福島市
    • 年月日
      2011-06-17

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公開日: 2014-08-29   更新日: 2015-08-18  

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