研究課題
基盤研究(C)
小児・高齢者に対する身体的虐待に基づく多発外傷によって好中球が各臓器内に浸潤することを,好中球マーカーmyeloperoxidase,接着因子P-selectin,遊走因子interleukin-8等を指標とした免疫組織化学によって証明し,身体的虐待の法医学的証明法として有用であることを明らかにした。さらに,好中球が産生する組織障害因子がすでに発現しており,被虐待者は多臓器不全の前段階ともいうべき状態にある可能性が示唆された。
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American Journal of Forensic Medicine and Pathology
巻: 32巻4号 ページ: 368-371
DOI:10.1097/PAF.0b013e318 219cb76
Forensic Science International
巻: 202巻1-3号 ページ: 17-25
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