研究課題
基盤研究(C)
感冒の前駆症状を呈する時期における葛根湯の投与が、症状顕在化の抑制や治癒期間の短縮に効果があるか、一般用医薬品の総合感冒薬と比較し検討した。葛根湯群 168 人、パブロン群 172 人が最終的な解析対象となった。重症化した人数(割合)は、葛根湯群で 38 人(22.6%)、パブロン群で 43 人(25.0%)であり、群間で有意な差は認めなかった(P=0.66)。