研究課題
目的:高齢者糖尿病においてインスリン抵抗性改善薬(チアゾリジン誘導体)とインクレチン関連薬(DDP-IV阻害薬)を使用し、これらの薬剤の神経、脳血管への複合的な保護作用から、高齢者の脳機能が賦活・保持され、認知症の発症が抑制されることを明らかにすること。デザイン:高齢の2型糖尿病患者を対象にした、ピオグリタゾン、シダグリプチンの投与による、脳機能への影響を比較する試験。平成23年度の成果:認知機能障害を有する高齢者の2型糖尿病愚者のスクリーニングを行い、研究への登録、フォローを行っている。(1)身体計測:身長、体重(BMI)、腹囲、血圧、眼科受診、(2)病歴聴取:年齢、性、教育年数、喫煙歴、アルコール歴、家族、要介護状態、既往症、使用薬剤、(3)血液検査:血算、一般生化学、高感度CRP、糖代謝検査(空腹時インスリン、HbA1c)、尿中微量アルブミン/尿クレアチニン、特殊検査(アポ蛋白Eサブタィプ、高分子アディポネクチン)、(4)頭部MRI(脳萎縮、血管病変の評価)、可能な限り脳血流シンチ(IMP-SPECT)、(5)心理検査(ADAS、レーブン、MMSE、数唱、FAB,WMSの論理記憶IとII)、(6)アンケート調査(うつスケール(GDS15)、老研式活動能力指標、ADL、低血糖の頻度)に関する情報を得ている。
3: やや遅れている
研究開始時点において研究代表者の所属変更があり、対象となる患者ベースを新たに作成しているため。
患者データベースが整備できてきたので、今後登録、観察を増やせると考えています。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (31件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (17件)
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