研究課題/領域番号 |
22590661
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
安宅 弘司 札幌医科大学, 医学部, 助教 (30563358)
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研究分担者 |
藤宮 峯子 札幌医科大学, 医学部, 教授 (10199359)
永石 歓和 札幌医科大学, 医学部, 講師 (30544118)
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連携研究者 |
浅川 明弘 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (10452947)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | ストレス科学 |
研究概要 |
慢性心理ストレスでは、 骨髄由来ミクログリアが視床下部・室傍核に浸潤し、 その骨髄由来ミクログリアは化学遊走因子受容体である CX3CR1、 の発現は低く CCR2, CXCR4 の発現が高かった。慢性心理ストレスは室傍核での化学遊走因子 MCP-1(CCR2 がその受容体)が増加し、骨髄内において化学遊走因子 SDF-1(CXCR4 がその受容体)が減少してた。CCR2 拮抗剤またはアドレナリン受容体拮抗剤投与で骨髄由来ミクログリア浸潤は抑制された。慢性心理ストレスにおいて、脳はアドレナリン作動性神経を介し骨髄内SDF-1/CXCR4 相関を抑え骨髄細胞を血中へ移行させ、一方、視床下部内 MCP-1/CCR2相関増加により骨髄由来ミクログリアを集積させる、脳・骨髄相関が存在するっことを示唆できた。
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