研究課題
基盤研究(C)
近年,食事で野菜を多く摂取する習慣が虚血性組織障害を軽減する可能性が示されている。野菜に含まれる硝酸塩が体内で亜硝酸塩となって貯蔵され,虚血時に一酸化窒素に変換されて保護作用を示すというものである。本研究において,ラットに中大脳動脈閉塞再灌流処置を行い,その直後に亜硝酸塩を静脈内投与すると,脳梗塞巣体積および脳浮腫の有意な減少が認められた。また,亜硝酸塩の長期経口摂取は,両側総頸動脈永久閉塞ラットにおける嚥下反射機能障害を軽減した。
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