研究課題
基盤研究(C)
胃癌発生機序を生体内で明らかにするために、胃において特定の遺伝子を変異させるマウスの系統を樹立した。このマウスを用いて癌遺伝子の導入、癌抑制遺伝子を不活化することでマウス胃腫瘍の発生に成功した。発癌機序を分子生物学的に検討したところ、種々のサイトカインの発現が上昇しており、それらに関与する細胞内リン酸化酵素の活性が増加していた。これらの分子の機能を阻害することにより発癌の抑制や発生した癌の縮小がみられた。本研究によって癌の発生解明や新規治療の確立に有用な知見が得られた。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件)
PLos One
巻: 8(4) ページ: e60914
DOI:10.1371/journal.pone.0060914
Cancer science
巻: 103(12) ページ: 2181-5
DOI:10.1111/cas.12024
Infection and immunity
巻: 80(11) ページ: 3795-803
DOI:10.1128/IAI.00637-12