研究分担者 |
片岡 洋望 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (40381785)
浅井 清文 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70212462)
青山 峰芳 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (70363918)
鈴木 周吾 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (60363933)
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研究概要 |
近年,がん治療は著しく進歩したが,胃癌においては未だ十分な成果は得られておらず,新たな治療の開発が喫緊の課題である.この問題を克服するためには,新たな胃癌の治療標的分子を明らかにすることが重要であると考えられる.これまでに我々は新規Ras遺伝子,ERas(ES cell-expressed Ras)が胃癌に発現し,胃癌の浸潤・転移に関与していることを,ERasが胃癌の予後診断バイオマーカーとして有用である可能性を示してきた.本研究ではさらに研究を発展させ,ERasの転移促進のメカニズム,ERasを標的とした治療の可能性を示した.
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