研究課題
基盤研究(C)
本邦では依然として胃癌の罹患率は高く,ピロリ菌感染がその発生にかかわっているが,胃癌発生はピロリ菌感染者の数%のみである.本研究では,胃癌の発生や悪性度にかかわる因子として細胞と細胞の接着をつかさどるタイト結合蛋白に注目した.胃癌では,クローディン3の発現低下が癌細胞の増殖能と相関し,また胃に比較的特異的に発現しているクローディン18の胃癌浸潤先進部での発現低下と悪性度が相関していることを初めて明らかとした.
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