研究課題/領域番号 |
22590711
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
光山 慶一 久留米大学, 医学部, 教授 (20200066)
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研究分担者 |
山崎 博 久留米大学, 医学部, 助教 (20529565)
桑木 光太郎 久留米大学, 医学部, 助教 (60425171)
竹田津 英稔 久留米大学, 医学部, 助教 (80352144)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | クローン病 / バイオマーカー / TCP / RCCP / ファージディスプレイ |
研究概要 |
TCPペプチドの相同性検索で得られた抗原のなかでもOryza sativa (rice chloride channel protein:RCCP)とのアミノ酸配列の相同性が最も高かったため、RCCPがTCPペプチドの対応抗原である可能性を検討した。まずRCCPのcDNAを人工合成遺伝子として作製し、カイコ発現ウィルス作製用ベクターに組み込んでカイコ発現ウィルスを作製し、カイコによりRCCPを発現させた。つぎに、得られたRCCPを精製し、抗TCPペプチド抗体(ウサギポリクローナル抗体、患者由来抗体)との反応性をウェスタンブロット解析により確認した。その結果、90kDa付近にTCP353ペプチド抗体と反応するバンドを微量ながら見出した。さらに、ペプチド添加による阻害実験による特異性の確認を実施する必要がある。一方、発現させたRCCPのC末端にHisタグをつけたHisタグ抗体によるウェスタンブロットでも発現を確認したが、この実験では100kDa付近に弱いシグナルが認められ、TCP353ペプチド抗体と反応するシグナルとは異なっていた。これらの結果から、RCCPとTCP353ペプチド抗体との反応についてはさらなる検討が必要である。現在、RCCPの精製(Hisタグを利用した部分精製)をさらに進め、RCCP抗体を測定するELISAを作製し、クローン病を含めた各種疾患患者血清にてRCCP抗体の抗体価を測定し、クローン病での特異性・感度を検討中である。さらに、腸炎モデルマウスを用いた動物実験により、RCCPのクローン病の病因・病態への関与を検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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