研究課題
基盤研究(C)
肝臓移植後C型肝炎患者において、免疫抑制分子の発現を解析、病状との関係につき明らかにした。肝臓の組織において、免疫力を抑制する働きと免疫力を強める働きの両方を持つPD-L2分子発現程度を免疫染色法によって検討、肝臓移植後C型肝炎患者において強く発現し、これには免疫抑制剤の働きが関係していることを明らかにした。また、血液中の免疫抑制性T細胞が重症C型肝炎再発患者で、より多く存在することを明らかにした。これらの免疫抑制分子の発現を抑制することで移植後C型肝炎の重症再発を防止できる可能性が示された。
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