研究課題
基盤研究(C)
C型肝炎ウイルス(HCV)は宿主の脂質代謝に影響を及ぼすことで,感染・増殖の効率を上げている可能性を示した.特にHCVのタンパクは超低比重リポ蛋白(VLDL)を代謝する肝性トリグリセリドリパーゼ(HTGL)を抑制し,中性脂肪に富んだリポ蛋白質を増加させていた.この現象は宿主の肝臓においても同様に認められた.以上より,HTGLの発現を増加させることが,HCVの新規治療薬の標的となり得ることを示した.
すべて 2013 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (13件)
Biochem Biophys Res Commun
DOI:10.1016/j.bbrc
Hepatol Res
DOI:10.1111/hepr.12072
J Viral Hepat
巻: 17(4) ページ: 274-279
巻: 17(12) ページ: 859-865