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2012 年度 実績報告書

内因性GLP-1の虚血心筋保護作用の分子メカニズム解明とその臨床的重要性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 22590775
研究機関岐阜大学

研究代表者

服部 有博  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (20542418)

研究分担者 湊口 信也  岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20190697)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード左心機能 / 心不全 / GLP-1 / BNP / 左心駆出率
研究概要

心臓カテーテル検査を行った連続102症例の心臓病患者(主に虚血性心疾患)の早朝安静時血漿GLP-1濃度を測定した結果、早朝血漿GLP-1濃度がimpaired left ventricular function 群(EF<55%)ではpreserved left ventricular function 群(EF>55%)に比較して有意に高値を示し、さらに左室駆出率(EF)が早朝安静時の血漿GLP-1濃度と負の相関を示した。血漿GLP-1濃度はHbA1cとは相関を認めなかった。血漿GLP-1濃度と血漿BNP濃度は正の相関を示した。これらは心不全のマーカーあるいは心臓保護因子として確立されている血漿BNP濃度と同様の動態を示した。これらのことから、内因性GLP-1が心臓保護因子として作用している可能性が高い。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Increased Level of Plasma GLP-1 in Patients with Left Ventricular Dysfunction may serve as a Compensatory Mechanism for Cardiac Function.2012

    • 著者名/発表者名
      Arihiro Hattori
    • 学会等名
      AHA2012
    • 発表場所
      Los Angeles(USA)
    • 年月日
      20121105-20121105

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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