研究課題/領域番号 |
22590793
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
江口 和男 自治医科大学, 医学部, 講師 (80364503)
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研究分担者 |
苅尾 七臣 自治医科大学, 医学部, 教授 (60285773)
甲谷 友幸 自治医科大学, 医学部, 助教 (00458291)
小森 孝洋 自治医科大学, 医学部, 助教 (80406107)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | テロメア長 / 生活習慣病 / 血管内皮機能 / 細胞老化 |
研究概要 |
本研究でテロメア長は、 (1)性別に関係なく、年齢と有意な負の相関関係を示す。(2)動脈硬化指標であるbaPWVや橈骨動脈AIとは相関しない。ただし、男性では頸動脈AIとの間に有意な負の相関がみられた。(3)血管内皮機能と関連が見られなかった。(4)血清Crとの間に有意な負の相関を認めたが、男女別の解析では女性でのみ認められた。 白血球中テロメア長は、海外の疫学データで動脈硬化性疾患を反映するとされるが、循環器内科に通院する日本人患者では再現されなかった。確かにテロメア長は暦年齢とは有意な相関があるものの、血管の老化を反映しておらず、むしろ日本人においては腎臓の老化指標である可能性が考えられた。
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