研究課題
基盤研究(C)
重症下肢虚血は糖尿病患者の10-15%に認められ、下肢切断原因の首位を占める病態であり、有効な治療法の開発が社会的急務である。糖尿病では新たな血管を作り血流回復させるための能力(血管新生能)が損なわれていることがその背景にあるが、その機序は従来不明であった。本研究では、糖尿病により血管内皮細胞における遺伝子発現調節因子PGC-1αの量が持続的に上昇する結果、血管新生促進因子に対する内皮細胞の応答性が低下し、血管新生能の減弱に至ることを解明した。
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