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2012 年度 研究成果報告書

高齢マウス肺の生理的老化と肺気腫形成にアドレノメデュリンが与える効果に関する検討

研究課題

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研究課題/領域番号 22590835
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

山本 寛  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (10361487)

研究分担者 長瀬 隆英  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40208004)
山口 泰弘  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60376473)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード閉塞性肺疾患 / アドレノメデュリン
研究概要

22ヶ月齢の高齢AM遺伝子改変マウス(OldAM-KO)およびその同腹子、コントロールとして12週齢のAM遺伝子改変マウス(YoungAM-KO)およびその同腹子を準備し、それぞれにおける肺機能、組織学的変化を検討した。まず肺機能については、Oldmiceにおける残気量(RV),残気率(RV/TLC)の有意な増加が認められた。一方、組織学的な検討の結果、平均肺胞間距離(Lm)がOldmiceにおいて有意に長く、肺胞面積や破壊指数(DI)については有意な差を認めなかった。いずれもAM遺伝子改変の有無とは関連を見出せなかった。以上の結果から、高齢化により、肺の弾性収縮力が低下してエアートラッピングを生じさせる結果、残気量の増加やLmの増加を来たしているが、肺胞の破壊という点では高齢化の影響は少ないものと判断された。

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公開日: 2014-08-29   更新日: 2017-10-17  

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