研究課題
基盤研究(C)
ヒト検体を用いた,バイオマーカー検索に関しては,収集した急性腎障害症例の経時的な検体を質量分析計で検討し再現性の高いバイオマーカー候補分子を確認した。また、炎症関連物質の測定を行い、病態や予後と関連する因子を同定した。一方、脂肪由来間葉系細胞による検討では、細胞の多分化能と自己複製能を示した。また、尾静脈より投与した脂肪由来間葉系細胞は腎臓には生着しないものの、腎における抗炎症作用を持つことが示された。バイオマーカーに関しては,特許申請の準備中であり、脂肪由来間葉系細胞に関しては、論文として発表した。
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