研究課題
基盤研究(C)
Rho/ROCKシグナルは、アクチンストレスファイバーの形成や諸種の遺伝子発現など、重要な細胞機能の制御に関わることが判明している。本研究では、2型糖尿病モデルdb/dbマウスの腎皮質ではRho/ROCK活性が過剰に亢進しており、このことが糸球体硬化に関与すること、また、培養メサンギウム細胞にて本シグナルが炎症性サイトカインの発現を増強させることを見出し、Rho/ROCKシグナルが糖尿病腎症の発症進展に関与することを証明した。
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