研究課題
基盤研究(C)
MetSがCKDのリスクとなる機序として、内皮障害の関与が示唆されているが、その詳細は不明である。CKD患者において、内皮障害因子ADMAはMet因子数、eGFR、蛋白尿と有意に相関した。またADMAは心血管病サロゲートマーカーや腎機能低下速度の独立した規定因子であることが明らかとなった。実験動物を用いた検討で、MetSにおいては、ADMAの代謝酵素DDAHの全身での発現異常によりADMAが上昇し、アディポサイトカインの異常やインスリン抵抗性の発症に関連するばかりでなく、心血管病やCKDの発症・進展に重要な役割を果たしていることが示された。
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