研究課題
基盤研究(C)
多系統萎縮症(MSA)において Voxel-based morphometry(VBM)、Mean diffusivity(MD)、Fractional Anisotropy(FA)を経時的に検討した。対象は MSA 17 例、コントロール 17 例。コントロールでは登録時、MSA では登録時から 2 年後まで半年ごとに頭部 MRIを撮影し、SPM5/VBM5 を用い、それぞれを比較した。登録時、MSA ではコントロールと比較し、すべての方法で小脳、脳幹を中心に異常を認め、前頭葉を中心に少数の異常部位を示した。半年ごとの経時的な変化では登録時から変性が強く認められる小脳、脳幹での変化は乏しく、大脳において前頭葉から側頭葉、頭頂葉へ広がり、最後に後頭葉へ広範な変性の広がりを認めた。
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