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2012 年度 実績報告書

DNAメチル化修飾を統合したレジスチン遺伝子発現制御因子の網羅的解析

研究課題

研究課題/領域番号 22590985
研究機関愛媛大学

研究代表者

大沼 裕  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00294794)

研究分担者 高田 康徳  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (20432792)
西田 亙  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80271089)
大澤 春彦  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90294800)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードレジスチン / DNAメチル化 / SNP / 遺伝子発現
研究概要

インスリン抵抗性や2型糖尿病と関連するレジスチンの血中濃度は、主にレジスチン遺伝子の転写活性により規定されると考えられる。これまでに我々が行った一般住民約2000人の統計解析では、個人間における血中レジスチン値はSNP-420の遺伝子型により強く規定されていることが明らかにされている。転写調節領域のSNPはレジスチン遺伝子発現に大きく影響を与えるものと考えられる。
23年度までに、レジスチン遺伝子転写調節領域に存在する5か所のCpGをメチル化解析候補として選択し、この5か所のDNAメチル化が、レジスチン遺伝子発現に関連する有用なマーカーとなり得、量的形質解析に使用可能であることを明らかにした。さらに、この5か所のDNAメチル化部位をさらに絞り込み、最も有用と考えられる、DNAメチル化部位を決定した。
本年度は、23年度までに得られた知見に基づき、患者サンプルを用いて、当該部位のメチル化解析を開始した。現時点で500サンプルのメチル化解析が終了した。2000サンプルを目指して、現在、当該シトシンのメチル化率を解析中である。一方、15人の糖尿病患者において、入院2週間における血糖コントロール前後の、単球における当該メチル化部位のメチル化率変化を検討した。有意な変化は観察できなかった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 血中レジスチン規定因子としてのSNPの意義2012

    • 著者名/発表者名
      大沼裕
    • 雑誌名

      愛媛医学

      巻: 31巻 ページ: 161-165

    • 査読あり
  • [学会発表] 2型糖尿病患者入院前後における単球レジスチン遺伝子発現とシトシンメチル化の解析2012

    • 著者名/発表者名
      大沼裕
    • 学会等名
      第55回日本糖尿病学会年次学術集会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      20120517-20120519

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公開日: 2014-07-24  

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