研究課題
基盤研究(C)
透析患者数は増加の一途であるが、心血管疾患(CVD)のリスクが極めて高いことが知られており、医療経済という観点からも逼迫した問題となっている。透析患者のCVDリスク上昇の一因は脂質異常症であり、高レムナント・低HDL血症の反面、LDLは正常であることが特徴である。申請者は平成11-12年の基盤研究C研究において高レムナント血症が異化障害、低HDL血症は異化亢進、そしてLDL濃度は正常にもかかわらず、異化、合成速度ともに50%低下していることを報告した。こうした背景から、本研究では、透析患者を対象にスタチン投与前後で安定同位体を使ったヒトアポ蛋白代謝研究を行った。その結果、スタチンがLDLアポ蛋白Bの異化障害を正常化することを見出した。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (10件)
Clin J Am Soc Nephrol
巻: [Epub ahead of print]
J Am Heart Assoc
巻: 2 ページ: e1-10
Clin Ther
巻: 35 ページ: 461-73
J Natl Def Med Coll
巻: 38 ページ: 1-15
Int J Food Sci Nutr
巻: 64 ページ: 407-14
J Cardiol
巻: 61 ページ: 196-200
Atherosclerosis
巻: 226 ページ: 161-4
Journal of Nutritional Therapeutics
巻: 1 ページ: 96-106
巻: 225(2) ページ: 322-7
J Atheroscler Thromb
巻: 19 ページ: 664-672
Cardiovasc Res
巻: 95 ページ: 251-9
Biochim Biophys Acta
巻: 1821 ページ: 561-72
Circ Cardiovasc Genet
巻: 5 ページ: 35-41