研究課題
基盤研究(C)
悪性リンパ腫は未だ予後不良な血液悪性疾患のひとつであるが、予後を不良にする最大の原因は抗がん剤に対する抵抗性にある。抗がん剤はリンパ腫細胞にアポトーシスやネクローシスなどの細胞死を誘導する目的で使用されるが、このような従来型の薬剤とは一線を画する治療法が希求されている。そこで本研究では、アポトーシスやネクローシスなどの細胞死シグナルとクロストークしない自己融解型の細胞死、オートファジーを誘導する治療法を試みた。オートファジーの誘導には mTOR に対する siRNA を用い、 siRNA のデリバリーとB細胞リンパ腫のターゲティングには、CD19 抗体で標識した siRNA-PEG/KALA PECM システムを開発した。
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