研究課題/領域番号 |
22591068
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中前 博久 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30364003)
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研究分担者 |
中根 孝彦 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10382136)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 同種幹細胞移植 / 移植片対宿主病(GVHD) / 遅発性非感染性肺合併症(LONIPCs) / ベクロメタゾンプロピオン酸エステル製剤 |
研究概要 |
同種造血幹細胞移植後の移植片対宿主反応は、皮膚、腸管、肝臓などを標的臓器とした移植片対宿主病(GVHD)として知られ、重篤なGVHDを合併した症例の移植関連死亡率は非常に高い。また、移植片対宿主反応は肺病変としての遅発性非感染性肺合併症(LONIPCs)としても知られている。LONIPICsは、一度発症するとコントロールが非常に難しく、予後不良の合併症の一つである。しかしながら、これらの発症予測は極めて困難であり、急性GVHD発症予測モデル、予防方法の確立およびLONIPCsの発症危険因子の解析は非常に有用である。 平成22年に「同種造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病の発症予測のための簡便な血漿バイオマーカーの確立」を課題名とした単施設前向き観察コホート研究を計画し、平成22年9月30日に大阪市立大学大学院医学研究科 倫理委員会にてプロトコールの承認を得た(承認番号 1865)。平成22年10月1日登録を開始し、計92例の登録があり(平成25年4月8日現在)、順調に登録が進んでいる。 現在、採取した血漿サイトカインの分析を順に行っている。今後、統計解析にて急性GVHD発症予測モデルの確立、LONIPCsの発症危険因子の解析を行う予定である。 また、beclomethasone dipropionate (BDP)を用いた消化管急性GVHDの早期治療の新たな非無作為化非盲検非対称phase I/II試験「同種造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病GVHDに対するBDPの安全性・有効性および有効性予測因子の検討」を作成、平成24年3月5日に大阪市立大学大学院医学研究科 倫理委員会にて承認を得た(承認番号 2249)。現在、10例の登録を行っており(平成25年4月8日現在)、目標症例数は26例を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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