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2012 年度 実績報告書

全身性エリテマトーデスにおけるSAP関連遺伝子発現制御の解析

研究課題

研究課題/領域番号 22591090
研究機関独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター)

研究代表者

古川 宏  独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 遺伝子診断・治療研究室, 室長 (00372293)

研究分担者 當間 重人  独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), リウマチ性疾患研究部, 部長 (50207528)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード全身性エリテマトーデス
研究概要

国立病院機構相模原病院に通院中で、本研究への協力に同意したSLE 患者より採取した血液からFicoll を用いて末梢血単核球(PBMC)を分離する。これよりゲノムDNA とtotal RNA をTrizol により抽出する。相模原病院職員59人を健常人対照とした。これまでに国立病院機構相模原病院に通院・入院中のSLE 患者95 例のゲノムDNA およびPBMC 由来のRNA を収集した。都立駒込病院・北里大学膠原病感染内科・横浜南共済病院・帝京大学内科・横浜市立大学付属市民総合医療センター・国立病院機構九州医療センター・国立病院機構姫路医療センター・国立病院機構盛岡病院・都立多摩総合医療センターからSLE 患者179例のゲノムDNAを収集済みである。
抽出されたゲノムDNA からSAP遺伝子の一塩基多型(SNP) のタイピングを行った。これまでに約30 個体のゲノムDNA からダイレクトシークエンス法により新規SNP を探索した。相模原病院と筑波大学によるSNPタイピングでSLE394例健常人330例の遺伝子型を決定し、ハプロタイプ・連鎖不均衡ブロック・タグSNP を決定した。この結果より、SAP遺伝子にあるrs2049995が発症年齢にかかわらずSLEと関連することが明らかになった。また、リアルタイムPCR 法とルシフェラーゼアッセイを用いてrs2049995がSAP遺伝子発現に及ぼす影響を解析した。rs2049995の疾患感受性アレルはSAP遺伝子の発現を上げると考えられた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Association of a single nucleotide polymorphism in the SH2D1A intronic region with systemic lupus erythematosus.2013

    • 著者名/発表者名
      Furukawa H, Kawasaki A, Oka S et al.
    • 雑誌名

      Lupus

      巻: 22 ページ: 497-503

    • DOI

      10.1177/0961203313479421.

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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