研究課題
基盤研究(C)
単純ヘルペスウイルス(HSV)の母子感染例から分離されたウイルスは母の外陰部、子宮頸部、子の順に有意に温度感受性で、温度感受性が選択的な感染に関わることが示唆された。ヒト肝癌由来(HepG2)細胞で頸部由来のHSVの増殖性がよく、37℃培養下におけるHepG2とVero細胞でのプラック形成の割合をHepG2/Veroとして表現し比較検討を行ったところ、温度感受性と相関関係が認められた。母子を含め同一症例から分離したウイルスを比較検討したところ、分離されたペア間での制限酵素断片と温度感受性の差異が認められ、分離部位によりウイルスの遺伝子型が異なることが示唆された。そこでHSVの遺伝子の同定を目標に遺伝子配列の解析を進めた結果、HSVのある遺伝子に変異が生じ、アミノ酸変異があることを明らかにした
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