• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

発達期脳に及ぼすてんかん発作の影響―皮質形成異常を有するモデル動物を用いた研究―

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22591118
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

高橋 悟  旭川医科大学, 医学部, 講師 (10431404)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードてんかん / けいれん / 神経変性 / 炎症 / 皮質形成異常 / Cdk5
研究概要

てんかん発作が発達期脳へ与える影響について明らかにするため、皮質形成異常を有する遺伝子改変モデル動物(Cdk5cKOマウス)を用いて、その神経病理所見を解析した。Cdk5cKOマウスでは、けいれん発作の出現に伴い神経変性を生じ、マイクログリアの活性化を伴っていた。PPARγアゴニストである抗炎症薬ピオグリタゾンを投与すると、グリア細胞の活性化は抑制され、神経変性は軽減された。このように、てんかん発作に関連する神経変性に対して、炎症抑制が神経保護効果を示すことが明らかとなった。この結果は、てんかん性脳症の治療において、抗炎症薬の効果を検討する研究が重要となることを示唆するものであった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] PPARg agonist treatment of neurodegeneration in Cyclin-dependent kinase 5 conditional KO mice2013

    • 著者名/発表者名
      Hamada R, Takahashi S, Kulkarni AB, Ohshima T
    • 学会等名
      Neuro
    • 年月日
      20130000
  • [学会発表] Inhibition of tissue-type plasminogen activator expression does not ameliorate neuro-inflammation in forebrain-specific Cdk5 conditional knockout mice2012

    • 著者名/発表者名
      Utreras E, Prochazkova M, Terse A, Takahashi S, Kulkarni AB
    • 学会等名
      Society for Neuroscience Annual Meeting
    • 発表場所
      New Orleans, LA, USA
    • 年月日
      20121013-17

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi