研究課題/領域番号 |
22591189
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
西田 眞佐志 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50275202)
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研究分担者 |
浜岡 建城 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60189602)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 腎線維化 / Apelin / APJ receptor / UUO / Nitric Oxide / アンギオテンシンII / アンギオテンシン受容体拮抗薬 |
研究概要 |
マウスUUOモデルにおいて、UUO腎におけるApelin、APJ receptorのmRNAおよび蛋白発現をRT-PCRおよびWestern blotにより検討したところ、UUO day7においてApelin、APJのmRNA、APJ蛋白の増加を認めた。UUO day 0からday 7までミニ浸透圧ポンプを用いApelinを持続的に皮下投与することにより、UUO day 7においてコントロール群と比べ、腎線維化の程度、myofibroblast蓄積量、腎尿細管apoptosisの程度は有意に軽減し、Western blotにより腎組織中のNitric oxide (NO) 合成経路である、Akt、eNOSのリン酸化の亢進がみられた。ところがNOS阻害剤であるL-NAMEをapelinと同時に経口投与することにより、組織障害の程度はコントロール群よりもさらに増悪した。またUUOモデルにおいてlosartanを投与した場合、UUO day7においてapelin mRNAの発現およびAkt、eNOSのリン酸化の亢進がみられ、同時に腎線維化とmyofibroblast蓄積の軽減、間質浸潤マクロファージ数の減少がみられた。これらの変化はAPJ receptor拮抗剤であるF13Aを同時に投与することにより消失した。これらの結果は、Apelin-APJ system がAkt-eNOS経路を介しNO産生を亢進させることにより腎保護的作用を示すことを示唆しており、さらにlosartan投与による腎保護的作用は、一部にはこのApelin-APJ systemを介するものであることが示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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