【方法】NICU入院児の下腿皮膚血流をレーザードップラー血流計を用いてsampling。血流波形の勾配の最大値(Slope値)を算出。【結果】安定した児13例(コントロール群;平均体重:2268g、平均週数:37.8週)のSlope値は1.71(V/s)。次に在胎25週、927gで出生の超低出生体重児について動脈管開存症の経過(日齢25にクリッピング術実施)に関連させてデータを4回採取。Slope値は日齢17:2.0、日齢20:3.7、日齢24(手術前日):4.6、日齢26(手術翌日):1.4。【結論】動脈管開存症による毛細血管抵抗上昇がレーザードップラー血流計によって可視化された。
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