研究課題/領域番号 |
22591232
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
落合 豊子 日本大学, 医学部, 教授 (40133425)
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研究分担者 |
羅 智靖 日本大学, 医学部, 教授 (60230851)
鈴木 良弘 日本大学, 医学部, 助教 (80206549)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | アスピリン / マスト細胞 / L型カルシウムチャンネル |
研究概要 |
アスピリン不耐性の分子的基盤を明らかにする目的で、その主要なエフェクター細胞であるマスト細胞に着目して研究を行った。アスピリン不耐性患者ではマスト細胞におけるロイコトリエン(LT) C4/D4/E4産生の過剰産生が見られ、これらは、強力な炎症性メディエーターで、平滑筋収縮や血管透過性の上昇などを引き起こすことから、この産生の亢進がアスピリン不耐性の病態形成において重要な役割を果たすと考えられているが、その機序はいまだ明らかではない。 われわれは以前に、マスト細胞のLTC4産生には、主要なカルシウム流入経路であるストア依存性カルシウムチャネルとは異なるカルシウムチャネルが関与し、これをアスピリンが増強することを初めて明らかにした。本研究では、 L型カルシウムチャンネル(LTCCs)のサブタイプの1つであるα1c(Cav1,2)に着目し、アスピリンによるCav1.2LTCCs活性化機構を分子レベルで解明するために、Cav1.2LTCCsのノックダウン細胞を作成してその作用を解析した。その結果、アスピリンはCav1.2LTCCsを介してマスト細胞におけるLTC4産生を増強することを明らかにし、その分子的実体を解明した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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